第1章  挫折だらけの人生 1-3 2度の精神疾患

1-3 精神疾患

私を語るうえで、外せないのがやはりうつ病です。

 

みなさんがよくぷち鬱(死語?)だとか「明日からまた仕事か・・・だ~」

なんてよく言う鬱とは違い、本当の鬱に私はなりました。

 

しかも重度のうつ病と診断されるまで落ちました。

 

皆さん知っていましたか?鬱にもランクがあるんですよ!(笑)!

 

心理テストみたいにいくつかのチェック項目に当てはまる

ものをチェック入れて設問に答えていくんですが、私は当時35点で

重度のうつ病と診断されました。(100点満点ではないです)

 

ちなみに、調べてみたら正常・軽度・中程度・重度・きわめて重度

という5種類に分かれていましたね。

 

今思えば、何をやっても中途半端な私が、最高位のうつ病患者になれたのは

悪い意味で称号をとれたと言っても過言ではないですね!!

 

 

あの当時は、ご飯を食べていてもおいしくないし、面白いこと楽しいこととは若手いても

心の底から「うわーい楽しいな~」なんて感情は生まれてこなかったです。

 

ただ、朝起きて電車に乗って職場ついて仕事して、そしてまた帰宅する。

その繰り返し。

 

感情が整うのはやはり就寝前だったり金曜~日曜日の午前中でしょう。

 

キホン、うつ病の間は感情がありません

痛いとか、悲しいとか、嬉しいとか苦しいとか、そういう感情というものを

一切合切シャットダウンするんです。

そうしないと脳が自分を守れないからです。

 

これ以上、様々な情報を入れると自分は壊れてしまう!!!!

と脳が判断して一切の感情を認識できないようにするんです。

 

余談ですが、この辛い時期、会社の帰りに電車で座って帰った際

小学生の子供と目が合ったのですが、私と目が合った際

怖かったのかおびえて逃げ出しました・・。

私は目があったつもりはないです。睨んでもないんです(笑)

絶望を感じていた顔かもしれませんが、それは彼にしかわからない顔ですね。

 

話を戻しますと、

幸いにも、家族の支えや良き理解者である同僚が増えたこともあり克服することができました。

ですが、精神疾患自分の中に巣くう魔物・・・。

解決したわけではありませんので当然のことながら、まだ居座っております。

(裏を返せば、自分で出ないようにすることは可能です)

 

そして、2回目のうつ病を発症します。

 

それは、私が無職になる前の職場でのことです。

 

そこでも結局は、仕事や会社が自分には合っていなかったまま

内定をもらい仕事を始めてしまったからです。

 

つまり、私は失敗から何も学んでいないのです。

面接時も、仕事の内容には一切触れられず、1回のみの面接で採用が決まりました。

良い会社でも、そういうことはありますが、9割はブラックともいえるでしょう。

また、残業代も営業職でもないのに固定残業代制度でした。

これを聞いたときは、「あ、やばい」と思いました。

 

固定残業代制度の場合は、それを超えた場合は残業代が支給されず

給与支払いに支障が出るので、企業としては固定にしておけばいいな

ということでかたずけていることがあります。

優良企業は、1分~15分単位でちゃんと支給されます。

 

また、大変なときはみんなでカバー!みたいな会社もそうですが

経験上、良い会社ではありませんでした。

 

この時の感情を正しく優先させていれば私の経歴(無職)や

うつ病を発症しなかったんじゃないかなと思います。

 

では、なぜ私は同じ過ちを繰り返したか?

 

それは、「内定が1社しかなかったからです」

選択の余地がないから・・・。

選んでくれたことが嬉しかったし、給料の当時の2倍程あがるんです。

それでは、選ばない理由はないですよね。

 

 

でも、みなさん考えてみてください。

 

求人広告費用はものにもよりますが相当な額が動いています。

広告の大きさや掲載期間などによってさまざまで30万~200万などと聞いたことがあります。

それだけではなく、求人広告用に手続きやらを採用担当は行いますので

時間も労力もかかっています。

 

なので、本当にこの人はやめないだろうか?大丈夫かな?などしっかり見極めるのです。

キホンは2回の面接回数は普通だと言えますね。

 

また、とにかく人員を補充しないと回らない!というケースも背景にあるから

採用が早く決まることも有ります。

 

だから、転職活動をしている皆さんは、1回で内定をもらえる会社は

まず危険だと思っていてくださいね。

 

 

最後までいお読みいただきありがとうございました。

 

私のしくじり人生は、まだまだ続きます。

ゆくゆくは本を出していろんな人に自分の体験談を伝えて

少しでも、良い人生を歩んでほしいと思います!

 

では~