第1章 挫折だらけの人生

第1章

挫折だらけの人生

1-1「やめ癖」

今思えば、うつ病の原因の元はこの挫折の多さがあるのかなと思います。

 

小学生の頃、友人の勧めでサッカークラブに入りましたが

知らない学区外の生徒と触れ合うのが怖かったし、まったくもって楽しくもなく

たった1ヶ月でやめました。

 

テレビゲームでもちょっと難しければやめてほかのゲームを買ってしまう

というのも結構多かったです。

時には、難しくて泣いてしまうことも有りました。

 

親からも、もうあきらめるのか?

などもよく言われたものです。

 

この他にも、楽器が好きだったので中学は吹奏楽部に入部しましたが

人間関係の厳しさや楽器の上達の限界があったりなどでこれまた1年で退部します。

 

こういった小さなやめ癖がそのまま根付いてしまい、これが大人になっても

【何か嫌なことがあったら辞めちゃう】というようになってしまいました。

 

ですが、「できない」というのは当たり前なんですよね。

特に始めたての時ってそうじゃないですか?

 

だから逆に言えば、続けていればできているはずなんです。

でも私は、それができなかった。

理由は、「成長スピードが遅い」と言うところにあると思います。

 

同じようになっているのになぜ自分はできないんだろう?といつも感じている

劣等感にひたひたに浸っていました。

ええ、深夜のコンビニのおでんの底のちくわように・・・。

 

例えば、

小学校の算数の九九もみんなが割り算(先の章)に進んでいるのに

私と2~3人だけ置いてけぼりでした。

 

でも、暗記系の科目は得意で歴史は好きでしたね。

 

ただ、私は、全く何もできない人間ではないのです。

皆さん、ウィンタースポーツできますか?

 

私は、親の影響で幼稚園の高学年から高校2年までの約15年間

毎年冬に長野県のスキー場に行っていました。

 

自分のできることをあまり自信満々に言うのは気が引けますが

スキーは上手です。

 

最初は、スキーの板を八の字にする「ボーゲン」という格好を

覚えるのですが、それも難なくクリアしましてスキー教室

というのが各スキー場にはありますが、一度も講習は受けずに

父親の姿を見て覚えました。

 

つまるところ、興味が無いとまったくやらない性格なだけなんです。

他には、最初の障害が少なければやれちゃう子なんです(笑)

 

障害というのは、例えば教えてもらう人がめっちゃ怖いとか

最初から難しくてやりたくない、などの事を指します。

 

スキーに関しては、私にとって程よい難しさでかつ楽しかったんだと思います。

15年も続いたスポーツなんてないですから。

 

もしあの頃に戻れるなら、サッカークラブも吹奏楽も続られて違う人生もあったんじゃないかなって思います。

 

でも、それを今振り返っても何も変わらないんですよね。

時間の無駄です(笑)。

 

今の自分は、昔の私の選択で形作られたもの。

それを否定するのは悲しくないですか?

それなりに考えて、後悔のない生き方を送っていると思っていますよ!

 

仮に、サッカーがうまくなって高校もサッカー少年でやれていても

それはその人生。

 

私は、挫折や無職という人生の底まで経験しました

だからこそ、できることも有るはずなんですよ。

それの一環がこのブログの開設して【みなさんに苦労しない人生を送ってほしい】

と伝えることができるんですから。

 

順風満帆に過ごしている人に、人生しんどくて今にも倒れそうな人の苦労が

分かりますか?

 

それは無理だと思います。

実体験がない人に言われてもイラっとするだけです。(笑)

 

なので、私は今自分にできることだけに集中

それを活かしながら生活をしています。

 

過去は過去ですよ。

 

自分が何かの判断に迷ったときにこの経験が

活かせる日がくるという気持ちを持ちつつ明日を迎えています。

 

これを書いていて思いました。私、スキーよりも長く頑張っていることありましたよ!

 

それは

 

 

 

生きてるってこと。 

 

長文お付き合いありがとうございました。